AFPになりました

AFPと言われても、何それ?と思われる方が大多数だと思います。
AFPとは、「Association for Financial Professionals」の略で日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が認定する民間資格の一つです。AFPになるには国家資格である2級ファイナンシャル・プランニング技能士である必要があります。

業務内容は、個人の資産設計のアドバイスです。
行政書士として遺言書、相続、終活サポートを主な業務としているうちに、ファイナンシャルプランナーの知識も必要だと感じるようになり、資格を取得しました。

AFPの資格取得にあたり、定年退職されたご夫婦の「リタイアメントプラン」を作成するという課題に取り組みましたが、実際に提案書を作成する中で、一生安心して暮らしていくためには、資産設計がいかに重要かを痛感しました。

退職金、年金、ローン、お子さんの結婚、リフォームなどのイベント等を考慮したキャッシュフローを作ってみると、出来る事出来ない事。すべき事とすべきでない事。安心とリスクを可視化する事ができ、これは誰もが検討すべき内容だなと思いました。

何歳まで働くのか、定年後はどう生きていくのか、住居はどうするのか。また、お子さんやお孫さんに対する支援は経済的にどれぐらい可能なのか。ご本人の意思が勿論一番大切ですが、収支予想を見ていく事により、見えてくるものがあるのは間違いありません。
また、ご本人の夢や希望を実現する為にも、長期的なキャッシュフローを考える事は大切です。

私自身50代になり、周りの人達から次第に定年後の話題が出てくるようになりました。老後資金は本当に2000万円必要なの?という質問も時々されます。

答えとしては、ケースバイケースですね、としか言いようがありません。年金の額、ローンの有無、価値観、家族構成、将来のイベント(子供の結婚、リフォーム等)、求める生活レベル、今後の収入等を総合的に考えないと答えは出ない問題です。

人生100年時代と言われる今、50歳は人生の折り返しといえます。定年を迎える方にとって老後は今始まるものであり、平均寿命を考えると人生は今後も数十年続いていきます。

生活を客観的に見直しながら、健康で楽しく人生を過ごす事を大切に考える。自分にとって必要なもの、実は不要なものを見極める。

そのお手伝いが出来れば幸いです。

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