試験勉強と体調管理~眠気対策~
このブログでは度々資格試験について取り上げていますが、今回は少し違う方向から試験に関するお話しを。試験の種類に関係なく必要になる「眠気対策」のお話しです。
皆さん、勉強をすると眠くなる経験は誰もがあると思います。勉強だけでなく、学校や職場で食後に「眠気」に襲われる経験はあるのではないでしょうか?
帰宅して、夕飯を食べて、さあ勉強するぞ!となった時に、急激な眠気に襲われる。勉強しなきゃと頑張っても脳が本調子じゃない。
パフォーマンスの低下を自覚してしまうほどに調子が悪い。この眠気さえなければ!!となる事はありませんか?
眠気に襲われず、集中力が途切れず勉強したい。それにはどうすれば良いのか。色々調べた結果、試してみるべき事が二つわかりました。
- 食事の直前に高カカオチョコレート(70%以上)をひとかけ(5g)食べる
- 小麦粉を使った食品は極力食べない(グルテンフリー)
この二つは、両方とも「血糖値スパイクの予防」に繋がります。
食後、急激に血糖値が上がる事を「血糖値スパイク」と呼びます。誰の体でも血糖値の上昇は起こります。この急激な血糖値の上昇は「眠気」を引き起こし「集中力を低下」させ「疲れやすく」させます。(他にもさまざまな病気の原因になると言われています)
この血糖値の上昇をゆるやかにさせるのに「カカオ70%以上のビターチョコレート」が有効だそうです。ネットで「血糖値スパイク」「チョコレート」で検索すると色々と情報が出てくるので調べてみてください。(チョコを食べてからカップ麺を食べた時と、ただカップ麺を食べた時の血糖値の比較を見ましたが「おーっ。チョコ凄い!」となりました)
因みに、最近よく言われる野菜を最初に食べる「ベジファースト」もこの血糖値の上昇を防ぐ食べ方の一つです。
血糖値の上昇を緩やかにする為に「チョコレートを食べる」って意外ですよね?
私は「そんな簡単な事ならやってみよう!」となりました。
グルテンは、血糖値を上昇させるほか、腸で消化しきれないそうですし、腸のバリア機能を破壊するそうで、疲労感、倦怠感、アレルギー等が指摘されています。
朝はパンを食べ、昼はパスタ、夜はうどん、というような生活をしていたら、一日中グルテンを食べ続けている事になりますよね。第二の脳と言われる腸にとって良い状況とは言えないはずです。
何かだるい、調子が悪いと感じている人は、もしかするとグルテンの取り過ぎかもしれません。
私は健康オタクでも、オーガニックに拘るタイプでもありませんが、色々調べていくうちに「試験前に出来る事はやっておきたい」と考える人は知っておいた方が良い情報ではないかと思い書いてみました。
「体調管理」というと真っ先に思い浮かぶのは「睡眠」ですが、この「食事の内容と取り方」も試してみてはいかがでしょうか。因みに、血糖値スパイクは食事の数が少ないほど起こりやすいそうなので、出来るだけ3食、食べるようにしましょう。
私自身、以前は食事の後睡魔に襲われる事が多かったのですが、パンや麺類から3食米食にシフトして、食事の前には70%のビターチョコを1つ齧るようにしただけで、日中眠気に襲われる事がほとんどなくなりました。快適です。主食をお米にした事に伴い、野菜の多い和食にしている事も良いようです。因みに人の腸は2週間で変わるそうです。
(カカオ70%は食べにくいと思われる方は、カレ・ド・ショコラの70%が食べやすくておすすめです)
食生活を変えるのは難しいと思いますが、とりあえず3度の食事の前にビターチョコを食べるぐらいは誰にでも出来ると思うので、特に眠気に悩まされている方は、とりあえず試してみる事をおすすめします。
勉強、頑張ってくださいね!
※高カカオチョコレートについては、近年の調査で高濃度のカドミウムと鉛などの重金属を含む可能性がある事が分かりました。
過度な摂取は問題になる事があると言われていますので食べ過ぎないようにお気をつけください。