令和５年度行政書士試験合格発表がありました

本日、１月31日に今年の行政書士試験合格発表がありました。
合格された方、おめでとうございます。努力が報われて本当に良かったですね。
地道に積み上げてきたものが結実し、認められる事は格別の喜びがありますよね。
本当におめでとうございます！

今年は合格率が例年より高く13.98％でした。平成29年の15.72％に次いでここ１０年では２番目の合格率となりました。とはいえ、７人に１人しか受からないというのはなかなかの難易度だと思います。
この試験は職場から命じられて仕方なく受けに行くという試験ではありませんので、記念受験の方も中にはいらっしゃるでしょうが、自主的かつ真剣に勉強している人が多いなかでのこの合格率は、やはりなかなかの難易度だと思います。

残念ながら不合格となってしまった方、その努力は決して無駄ではないと思います。勉強する習慣が身に着く事、自分の知識が広がった事は、これからの人生において得難いものだと思います。
不合格となった方は再チャレンジするのか、もう諦めるのかを考える事になりますが、決断の前に
改めて何故この資格を取りたいのかを今一度良く考えてみる事をおすすめします。
合格した後が思い描ける方は再チャレンジをお薦めします。
私自身、合格点に４点足りずに不合格というのを２回も味わいましたので、皆さんの辛さは多少なりとも分かるつもりです。３回目に合格して行政書士になれましたが、もし３回目も不合格だったら４回目はどうしようかと試験から発表までの２か月間、悩んだものです。そして行政書士の今、諦めずにチャレンジして本当に良かったと思っています。この仕事を選んでよかったと思います。

試験に合格された方はこれから行政書士として仕事を始められる方が多いでしょう。
どの士業もそうでしょうが、勉強はいつまでも続いていきます。そして、人の人生に直接かかわる仕事ですので、その責任は重大です。

実務の勉強も大切ですし、クライアントとのコミュニケーションスキルも重要です。
以前にも伊藤塾講師で行政書士の方の言葉を引用させて頂きましたが、今回もご紹介したいと思います。

「行政書士試験合格というのは、行政書士登録の為の要件の一つに過ぎない」

まずは、合格した喜びをじっくり味わってください。本当におめでとうございました！

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